国内FX業者より海外FX業者の方がおすすめな理由!特に始めたばかりの初心者は絶対に海外FX口座を使いましょう。

こんにちは!Kennyです。

Kenny
元海外FXブローカー出身。現在はデイトレードメインの手法で月利15%~20%ほど安定して出しています。

みなさんFX業者はきちんと選んでますか?

私はFXを始めた当初、なんとなくで口座開設をした業者を使っていましたが、今考えたらとても不利な環境でトレードしていたと思います。

FX業者によってトレーダー人生が大きく変わることもあります。

安定して勝つには、安定したトレード環境です!

今回お伝えすること

  1. 国内FX業者と海外FX業者の違い
  2. それぞれのメリット・デメリット
  3. 初心者におすすめなのは海外FX業者の理由

トレード手法や資金管理はもちろん大事ですが、習得するまでに時間がかかります。

より有利なFX業者を使うことは、初心者トレーダーでも明日からでも実行に移せるので、これを機にぜひ行動に移して欲しいと思います!

国内FX業者と海外FX業者の違い

FX業者は大きく分ける国内業者か海外業者の2択です!

まずは違いを知りましょう。

国内FX業者と海外FX業者の3つの違い

  1. 証拠金の補償体制の違い
  2. 最大レバレッジの違い
  3. ゼロカットシステムの有無

① 証拠金の補償体制の違い

まず1つめの違いは、預けた証拠金に対する補償の違いです。

結論から言うと、国内FX業者であれば預けた証拠金は、仮にFX業者が倒産することになっても全額補償されます。海外FX業者は一部補償される業者もありますが、補償体制は業者によって違いがあります。

なぜ国内FX業者だと全額補償されるのか?

その理由は、FX業者を国内で営業するためには、完全信託保全にしなければならない為です。

国内でFX業者として営業するには、金融庁の登録を受ける必要があります。

日本に居住する投資者に対してFX取引を業として行うには、金融商品取引業の登録が必要です。たとえ海外で金融商品取引のライセンスを持つ業者であっても、日本で登録を受けずに日本に居住する者に対して金融商品取引を業として行うことは禁止されています。

出典:金融庁 外国為替証拠金取引について

日本国内でFX業者として登録されるにあたり、証拠金に関しては完全信託保全が義務化されています。

完全信託保全とは

万が一FX業者が経営破綻してしまった場合でも、顧客であるトレーダーが預けている証拠金は全額返却してくれる信託保全のこと

その為、もしFX業者が経営破綻するような場合でも、投資家の資金は全額補償されます。

金融庁に登録されていない海外FX業者は?

海外FX業者は、国内で金融庁の登録を受けていないため、完全信託保全の義務はありません。

しかし、だからといってFX業者が破綻してしまった場合でも、投資家から預かっている資金が返却されない事はありません。

海外FX業者には一部信託保全が主流

海外FX業者は金融庁に登録されていないとは言え、それぞれ金融ライセンスを保有しています。

例えばイギリスのFCAと呼ばれる金融ライセンスを保有している業者の場合、一部信託保全になっていて、FX業者が経営破綻した場合でも最大5万ポンド(約650万円)まで保証されます。

このFCAは世界でもトップクラスに厳しい審査が設けてあります。

私がおすすめするタイタンFXという海外FX業者の場合、信託保全はしていませんがトレーダーの資金は分別管理という方法で管理されています。

分別管理とは

外国為替証拠金取引(FX)業者等が自社の資産と顧客の資産を分けて管理する為に、信託銀行と信託契約を締結し、顧客からの預かり資産を信託口座にて管理することをいう。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』信託分別管理

信託銀行はそれぞれFX業者によって変わってきますが、タイタンFXではNAB(ナショナルオーストラリア銀行)という、オーストラリア最大の銀行で分別管理されています。

そのため、もしタイタンFXが経営破綻した場合でも、トレーダーの資金はNABによって返却がされます。

このように多くの海外FX業者では完全信託保全とまではいかずとも分別管理をしていて、トレーダーの資金は守られる仕組みがあります。

海外FX業者でも、よほどマイナーな業者じゃ無ければ預けた資金が引き出せないなんてことは考える必要はありません。しかし、国内FX業者だろうが海外FX業者だろうが、証拠金は必要以上に預けず、出た利益はちょこちょこ銀行に出金することをおすすめします。

② 最大レバレッジが25倍かそれ以上か

国内FX業者は金融庁に登録されています。登録されていると言えば聞こえは良いですが、実質的には規制されているということになります。

金融庁はレバレッジの上限を25倍に制限しているので、すべての国内FX業者の最大レバレッジは最大25倍です。

レバレッジについて

外国為替証拠金取引では、レバレッジを利用することにより、証拠金以上の外貨を取引することができる。レバレッジの倍率を高くするほど為替相場の変動によるリスクは高まる。逆に証拠金と同額の外貨を取引する(レバレッジ1倍という)場合は、外貨預金に近い比較的低リスクな取引もできる。

原義は「てこ(レバー、lever)の作用」

出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』レバレッジについて

海外FX業者は25倍の制限が無い!

海外FX業者は金融庁からの規制は受けないので、200倍や500倍というのが普通です!

海外FX業者か国内FX業者かはこの最大レバレッジを確認すれば一発で見分けがつきます。

③ ゼロカットシステムの有無

ほとんどの海外FX業者はゼロカットシステムを採用しています。

ゼロカットシステムとは

トレーダーが自身が口座に預けている証拠金以上の損失を受ける必要が無いサービスのこと

逆に国内FX業者はゼロカットシステムを採用していません!

FXはレバレッジを利かせた取引になるため、大きな損失を出してしまう可能性もあります。

ゼロカットシステムが無い場合

  • フラッシュ・クラッシュなど、一瞬で300pipsほど変動するようなこともあり、ロスカットが間に合わないばかりか、大きな損失を出してしまうこともありえます。

ゼロカットシステムがある場合

  • 強制ロスカットが間に合わず純資産がマイナスになるようなことがあっても、ゼロカットシステムを採用している海外FX業者であればマイナス分は支払う必要がありません。
注意

すべての国内FX業者はゼロカットシステムを採用してないので、相場が急変した場合に負債を負ってしまう可能性があります。

なぜ国内FX業者にはゼロカットが無いのか?

預けた資金以上の損失を出すことがない安心のゼロカットシステムを国内FX業者は採用していません。

その理由は

  • 金融庁が金融商品取引法で『顧客の損失の補填を禁止』している為です。

その為国内FX業者はゼロカットシステムを採用したくても、法律的に出来ないという状況です。

レバレッジを25倍に制限するのは個人投資家を守るためと言いながら、ゼロカットシステムを採用させないのは、投資家を守っていることにはならず、むしろ国内のFX業者を守っているだけのように思えてなりません。

国内FX業者と海外FX業者のメリット・デメリット

国内FX業者が良いか海外FX業者が良いか迷われる方も多いです。

どっちがおすすめか良く聞かれることがあります。

結論を言うと、国内FX業者を選ぶメリットはありません!

その理由

  • レバレッジが25倍では不自由が生じる
  • ゼロカットが無いのは不利過ぎる

国内FX業者の方が有利な点

  • スプレッドが海外FX業者に比べて安い

レバレッジが25倍では不自由が生じる

国内FX業者のレバレッジは最大25倍ですが、海外FX業者では当たり前のように200倍や500倍となっています。

一般的にほとんどの個人投資家であれば500倍のように極端に大きいレバレッジは必要ありませんが、25倍ではトレード手法に制限ができてしまいます。

なぜトレード手法に制限が出来てしまうか?

レバレッジは〇〇倍にする

ではなく

狙う値幅と許容するリスクに応じて〇〇倍になるという考え方になります。

もし許容リスクを証拠金の3%でトレードした場合、10pipsのところにストップロスを置こうとすると、必要なレバレッジは30倍になります。

その為、レバレッジが25倍では上記の様なトレードが出来ません!

S/Lまでの距離とレバレッジの比較表

S/Lまでのpips許容リスク5%時のレバレッジ許容リスク3%時のレバレッジ
1pips500300
2pips250150
3pips167100
4pips12575
5pips10060
6pips8350
7pips7143
8pips6338
9pips5633
10pips5030

スイングトレードで損切りを50pipsほども離すのであればレバレッジ25倍も必要ありませんが、スキャルピングやデイトレードでは損切りを10pips以内に置くこともよくあります。

その為、レバレッジ500倍までは必要無いにしても、25倍では足りません。

レバレッジ制限は個人投資家を守るどころか、逆にトレード手法が限られてしまいます!これは私達個人トレーダーにとって不都合でしかありません。

ゼロカットが無いのは不利すぎる

FXを始めたばかりのすぐの頃は、損切りが必要と言われても、損切りを行動に移すことが出来ないことがあります。

値段が戻れば良いですが

戻らずに価格が進んでしまった場合

  • ポジションは塩漬けになる
  • 強制ロスカットになる

このどちらかです。

もしポジションを塩漬けにしてる時にフラッシュ・クラッシュが起こってしまったら、強制ロスカットが間に合わず負債を抱えてしまうことにもなりかねません。

ゼロカットシステムは、個人投資家が負債を抱えてしまうリスクから身を守ってくれます!

ゼロカットが無い国内FX業者は個人投資家にとって不利なトレード環境でしかありません。

国内FX業者で有利なのはスプレッド

国内FX業者はDD方式の業者が多く、海外FX業者に比べてスプレッドが平均して狭いです。

海外FX業者米ドル/円のスプレッド
XM ゼロ口座1.1pips
TitanFX0.91pips
Axiory ナノスプレッド口座0.9pips
国内FX業者米ドル/円のスプレッド
DMM FX0.3pips
SBI FXトレード0.3pips
みんなのFX0.3pips

国内FX業者はスプレッドがかなり狭いです。

しかし、国内FX業者はDD方式を採用しているので、透明性が低いというデメリットもあります。

DD方式とは

Dealing Desk方式の略で、FX業者が顧客の注文を受ける方法の事を言います。トレーダーが出した注文は、直接インターバンクに出されるのでは無く、FX業者によって約定されます。つまりDD方式では、トレーダーはインターバンクで取引しているわけではなく、実質的にはトレーダーvsFX業者の取引になります。

もしよろしければこちらの記事も参考にどうぞ

海外FX業者もスプレッドはかなり狭くなっていてトレード成績にそこまで影響はありません。

スプレッドが狭いからという理由で国内FX業者を選ぶよりは、取引の透明性を重視して海外FX業者を選んだ方が長期的にメリットが大きいです。

初心者におすすめなのは海外FX業者

すべての初心者トレーダーには海外FX業者をおすすめします!

金融庁に登録されてない方がメリットが大きい

“無登録”って響きが悪いですよね?

しかし実際は

無登録=規制が無く自由度が高いというのが正しい認識です!

日本政府からすると海外の業者では資金の流れが把握できない為、日本の投資家に海外業者でトレードされると困ります。その為、金融庁に登録されていない業者は無登録業者として、日本政府からマークされています。

しかし金融庁に登録されていない海外FX業者であれば制限を受けない分、個人投資家にとっては有利な条件でトレードが可能です!

海外FX業者が有利な理由

  • レバレッジが25倍の制限がない為、ストップロスを近くに置くトレードも可能
  • ゼロカットシステムがあるので証拠金以上の負債を負うことがない

このように、海外FX業者の方がメリットが多いので、特に初心者トレーダーの方には海外FX業者をおすすめします。

まとめ

最後に国内FX業者か海外FX業者はそれぞれどういう人に向いているのかまとめます。

海外FX業者の方が向いてる人

  • 初めてFXをやる方
  • 損切りが出来ない可能性がある初心者
  • 証拠金が600万円以内の
  • 短期売買戦略を好む

国内FX業者の方が向いてる人

  • 証拠金600万以上の方
  • 損切りを確実に執行できる方

FX業者選びは大切です!

良いトレードをするには良いトレード環境が必要です。

Kenny
口座は簡単に開設できます。少しでもご自身にメリットがある業者でトレードしましょう!

この記事が個人投資家のみなさんのお役に立てば幸いです。

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